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makistove315

まきすとーぶさいこー

もしドラ ~もし三四郎の相田周二がドラッカーの『マネジメント』を読んだら

プロローグ

相田周二が三四郎のマネージャーになったのは、高校二年生の七月半ば、夏休み直前のことだった・・・

 

・・・

 

本家の書き出しはこんな感じだったかな?

 

三四郎の小宮とじゃない方相田

三四郎とは最近大活躍のお笑い芸人である。

眼つき、顔つき、滑舌に態度がとにかく悪い小宮と、じゃない方芸人の相田。

テレビで見かけるのは専ら小宮で、水曜日のダウンタウンやゴットタン等のお笑い番組においては欠かせない存在となっている。さんま御殿にもちょくちょく出演し、大御所さんまさんに対しても、ため口で鋭く突っ込みを入れる等、本人もラジオで言っていたが「お笑い偏差値」が高いと言える。

 

一発屋芸人が途絶えない中で、小宮の存在感は目立っている。最近のお笑い界で一発屋を脱して長く生き残っていくのには、ビジネスと一緒でそれなりのお笑いスキルが要求される。

それは、

 ・フリートーク

 ・リアクション

 ・つっこみ

だ。

このお笑い3要素を身につけなければ、三流芸人が生き残っていくのは難しい。

流行語大賞を受賞すると、翌年に消えるというジンクスがあるが、これはジンクスでも何でもない。単に、お笑いのスキルが不足していただけの事である。

ワイルド杉ちゃん、ゲッツ、ぐー、ラッセン、そんなの関係ねぇ、ヒロシです等々。一世を風靡した芸人たちは軒並み沈没していった。

これは視聴者が飽きた分けではない。一発屋として世の視聴者に認識され始めると各局のバラエティ番組に呼ばれるようになる。

そこで大御所司会者が台本にはないことを振ってくる。あるいはその場の雰囲気で適格な発言を求められる。司会者のボケに対し間髪入れずに突っ込み、司会者の振りに反応し、瞬時にボケをかますのだ。

これができないと、大御所司会者、つまりさんまさんからは、こいつ全然つかえねぇ。と判断されてしまうのだ。時には説教をくらい、もう次はないとういうプレッシャーのもと収録に挑むが、ガッチガチに緊張して、オンエアに耐えうる発言をできずに終わるのだ。

 

文字通り「終わる」のだ。

 

さて、撃沈する一発屋とは違い、お笑い界のホープ小宮浩信はというと、これらの要素をすべて備えており、的確なタイミングで的確な発言をかますことができる。

ポンコツ新人ぽっと出芸人とは違い、司会者の要求以上の発言をかましてくれる。これが、三四郎小宮の魅力である。一言でいうと、「実力がある」ということだ。

三四郎のオールナイトニッポンは、異例の2部3年目に突入したが、これからも継続されることを望む。

 

 

相田の魅力

さて、本日のメインテーマに入ります。本日は相田がメインであるため、じゃない方の小宮からは一旦離れます。

 

相田は正直言って地上波で見かけることはほとんどない。三四郎の相田と聞いて、ほとんどの方が「じゃない方」と判断してもしょうがない。なぜならもう一度言うが、地上波にはほとんど出ていないためだ。

じゃあいったいどこで活躍しているのかというと、ラジオだ。

金曜夜中の3時からやっているオールナイトニッポンです。

 

ここでは、小宮よりも相田の方がお笑い偏差値は高いと言っても過言ではない。数あるお笑い芸人のラジオの中で、ダントツに面白い。

小宮のボケに対し、的確につっこみ、リアクションし、しまいには自身のフリートークをかましてくる。このフリートークが面白い。理路整然としており、話術力はぴか一である。

そんな、隠れた才能の持ち主相田は、スタッフとのエピソードや番組の進行等もそつなく熟している。

 

つまり、「マネジメント能力」に長けているのだ。

 

プレーヤーとしての溢れる才能を有する小宮。

それに対し、マネジメント能力を有する相田。

 

小宮がプレーヤーとしての才能に特化し、相田がマネジメント能力を磨く。

 これこそが勝利の方程式だ。

 

 

ドラッカー・マネジメント

ドラッカーのマネジメントは経営学の礎と言われている。ビジネス界において最も有名なこの本のディテールを、こんなチンケな場で述べることはしない。そんなの時間の無駄だ。きれいに纏まった書評サイトならいくらでもある。

 

私は本の最も簡単な要約を得意とする。最も簡単とはつまり、1冊の本を一言でまとめるのだ。エグゼクティブの連中は兎に角時間がない。というか、時間の使い方が上手い。無駄な事を徹底的に省き、本当に必要なことに時間を割く。ここでいうエグゼクティブってのは役員レヴェルであって、その辺の中小田舎社長ではない。

役員連中は「つまり、一言でいうと何?」とかいう無茶ぶりが大好きだ。

本1冊を一言で表現しろと言ってくるのだ。一昔前に流行った、A41枚に纏めろとかトヨタ式A3とかではない。そんな悠長なことは言ってられない。ツイッターひと呟き分の一言で、グサッと心に響くような要約を要求するのだ。まぁ連中は老眼で本を読むのもひと苦労だからな。

数万字を140字にするのだ。例えば、ドラッガーのマネジメントを一言でいうと、

 

・組織を円滑に運営する具体的な方法を示した

 

と言える。

 

同じくマネージャーの役割を一言でいうと、

・個の強みを引き出し、組織に最大の成果をもたらす。

 

といった事だ。俺に言わせりゃあA4なんて多すぎる。140字もいらない。70で十分だ。

 

 

 

マネージャーの役割を相田が実践する

相田は場を回す能力に長けている。ラジオの生放送で鍛えられたのだろうか。スタッフからも信頼されており、ゲストも上手く回している。

一流プレーヤーの小宮を適度に暴れさせ、たまに手綱を引く。 

 

今後冠番組を持つことになるだろうが、その際には、ボケ、リアクションだけでは足りない。

スタッフ、制作その他諸々の取次が必要となる。

相田は十分にその能力を有している。

 

 

 

相田がやるべき2つのこと

相田がドラッカーのマネジメントを生かして結果を残すには、次の2つのことをやる必要がある。

 

①目標を定める

②組織運営に徹する

 

だ。当たり前すぎて、何の捻りもなくてがっかりでしょう。

しかし、相田の普段の発言を聞く限り、現時点ではこの2点を見失っている。

 

まず1点目の目標について。

目標は、「M1で優勝すること」ではない。

「冠番組を長期間持続させること」だ。

あまりにも壮大すぎて実感がわかないかもしれない。現段階ではその通りであるが、ここを見誤ってはいけない。M1など通過点に過ぎないのだ。M1優勝者がその後、果たしてどの程度生き残っている?冠をいくつもっている?M1なんかもはや出場する価値すらない。

 

続いて2点目の組織運営について。

お笑い業界で組織という単語を使うと違和感があるかもしれない。しかし番組1つを持つと、そこそこの企業並みに人員が必要となってくる。

企業と同様に、営業からマーケティング、人事、企画、採用等々。トップとしての決断や判断も必要となる。

プレーヤーとしての面白い発言を考えるのではなく、いかに面白い芸人・素人を番組に読んで、笑いを取り、視聴率を取り続けるかに専念するべきだ。組織で笑いを取りに行くのだ。

昨年末のラジオで、アユのコンサート帰りの面白い素人を発掘した時のあの感覚だ。ああいった面白い人材を発掘し、番組に呼び、組織で笑いを取るのだ。

 

 

能力は誰よりもあるのに、結果を出せない輩はいくらでもいる。それは、どの業界でも同じだ。

有能なのに出世できない人。実力があるのに1軍で使ってもらえない野球選手。得点王なのに日本代表に選ばれないサッカー選手。面白いのにテレビに出れない芸人。

彼等には、この2点が欠けているという共通点がある。

 

 

・・・

 

 

エピローグ

あれから、数日後。三四郎はM1グランプリの決勝戦に臨もうとしていた。

するとそこにテレビカメラがやってきて、出場直前の三四郎を取材し始めた。

インタビュアーは最後にこんな質問をした。

「M1ではどんなお笑いをしたいですか?」

 すると小宮は、無言でカメラに手を当て、

「今そういう気分じゃないんで。」と、まさかの取材拒否をした・・・

 

 

 

 

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

 

 

 

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

 

 

続 ・ すべての教育は「洗脳」である

全体主義

 

 

過去記事参照

www.makistove315.com

 

すべての教育は洗脳である

 すべての教育は洗脳である。これだけは何度言っても言いすぎることはない。

ホリエモンの新作「すべての教育は洗脳である」は、現在の日本の闇を解明するきっかけとなる可能性がある。

なぜこんなにもつらいのか。なぜこんなにも働くのか。

働けど働けど楽にはならず。

ツラいのに学校も仕事も辞めることができない。

こんなのは社会は異常だ。この国に流れる空気には狂気すら感じる。

 

本書の印象的な部分を3つ。

会社なんて気軽に辞めればいい。

これだけは、何度でも繰り返し主張していきたいと思っている。なぜなら、これができなくて精神を病んだり、自殺を図ったりするビジネスパーソンがあまりにも多いからだ。何度言っても言いすぎることはないだろう。

 

国家が国民に求める「務め」は、大きく三つある。兵士として戦うこと、出産すること、そして納税だ。

 

今の学校も、この原則はまったくかわっていない。学校で押し付けられるのは、「工場=会社」の予行演習のようなことばかりだ。たとえば時間割の厳守、全体行動、一方的な評価、ボス=教師の言うことへの服従... ...。

 

 

 

春の訪れ

もうすぐ4月1日となる。

新しい環境にワクワク胸を躍らせている新社会人も多くいることでしょう。しかし現実は、会社に馴染めずにドロップアウトする人が約3割。そのうちのいくらかが、精神を病み、或いは適応障害、対人恐怖症、不眠症等で悩み続けることになる。これは、感情論ではなく統計上数字としてはっきりと表れている。

特に最近の新人の傾向として、無理しすぎたり、頑張りすぎたりする傾向が強い。

彼らは真面目なのだ。再起不能まで自分を追い込んでしまう。

 

私もホリエモンの言葉をお借りする。

 

会社なんて気軽に辞めればいい。これだけは何度言っても言いすぎることはない。

 

 

 

 

 

売れる本の傾向 〜 日本・韓国・フランス・イタリア〜

日本

売れる本のランキングを見ると、その時代背景が見えてくる。最近の日本では、自己啓発系の本が良く売れる。嫌われる勇気、夢をかなえるゾウ等々。

 

これは人々が精神的な充実を求めている証拠だろう。バブル崩壊〜IT革命〜リーマンショック〜震災という激動の流れを経て、日本中がマテリアリスティックからの脱却を目指し始めた。そしてついに、

マズローの5段階欲求で言うところの、ピラミッドの頂点に達したと言う事だ。

 

1999年に公開された映画「ファイトクラブ」でも、ブラピが、

「俺は文明の思い上がりの象徴とも言える、物質至上主義を拒否する。」

と言っている。

 

日本は10年遅れでアメリカの後を追っていると言われているが、まさしくその通りだ。近年流行りの若者の◯◯離れや断捨離、ヨガに瞑想、マインドフルネスにヒュッゲ。

新卒者の希望就職先は給料面よりも、残業無しや有給の取りやすさを重視する傾向にあるとも言われている。おっさんは井の中の蛙です。彼等には一生理解できないでしょう。

新社会人の皆様には、是非自分の感覚を信じて、このまま歩んで欲しい。親世代の言うことなど聞く必要はない。

 

将来の社会科の教科書に、

 

かつて我が国では「長時間労働」というとち狂った風習があった。

皆、寿命が縮まると分かりながら仕事に没頭した。皆、家族が崩壊すると分かっていながら仕事を優先した。

狂気の時代でした。

 

と載る時代が来て欲しい。第二次大戦の総玉砕的な狂気と同じ扱いをして欲しい。

 

 

韓国

お隣の韓国での本の売れ行きはどうかというと。

日本と同じく、自己啓発系の本が人気のようだ。というか、日本以上だ。嫌われる勇気はハングルに翻訳され大ヒット。その他の日本の本が結構売れている。

韓国はご存知の通り受験大国であり、小学生のうちから勉強漬けの生活を強いられる。

ちきりんさんも昨日のツイッターでその韓国の様子を呟いていたが、韓国の学生は本当にハードだ。あれじゃあ精神もぶっ飛ぶでしょう。自己啓発に救いを求めるのは、過労死直前の日本のサラリーマンと同じ心境なのでしょう。

 

日本では、頻繁に韓国の負の部分が放送されるが、あんなのはごく一部の人間であって、大半の韓国人は驚くほど礼儀正しく、親切で真面目だ。社会人になってからもよく勉強していて、英語なんて出来て当然。よっぽど日本人よりも優れている。

そんな真実は日本国内では知り得ない。海外に行かなければ分からない。

日本国内で放映される嫌韓を煽るテレビを見る層は、残念ながら海外とは無縁でしょう。反日を煽るテレビを見る韓国人も然り。いつの時代も貧困化と右翼化は比例する。

 

 

 

フランス・イタリア

自己啓発系が人気だった日本と韓国。

超絶ホワイトの労働環境が当然の国々ヨーロッパではどうかというと、自己啓発系の本はほとんど売れない。なぜあんな本を読むのか分からないらしい。

 

なんと純文学やら詩集やらが売れるらしい。(純文学の定義は割愛。)ハルキ・ムラカミの価値は日本人よりも分かっている。純文学を読むなんて、余程精神的に余裕があるのでしょう。日本の満員電車の中で村上春樹なんて間違って読んじゃったら、吐き気が止まらなくなる。

 

 

おすすめ

日本にも優れた純文学は存在する。

 勿論、村上龍の限りなく透明に近いブルーや綿矢りさの蹴りたい背中やらではない。

前者の騎乗位で挿入したまま女がグルグル回る描写や、後者の片耳でラジオを聴く(その方が耳元で囁かれている感じがするから)等々の寒気がする瞬間冷却的純文学ではない。寒気といっても、いわゆるお笑い用語の寒さだ。スベったってヤツだ。

 

 

本物の純文学とは、

「無職日記」アメリカ・アマゾン著

だ!

 

これは、著者が無職時代に書いた本であるが、本人様のツイッターを見る限り、殆ど売れていないらしい。

なぜかというと著者が、無名中の無名だからだ。

しかし、内容は日本一だ。今世紀最高の作家だ。

 

 

無職日記 「無職」は人生の必修科目! (カドカワ・ミニッツブック)

無職日記 「無職」は人生の必修科目! (カドカワ・ミニッツブック)

 

 



 

すべての教育は「洗脳」である

お笑い芸人の小藪が、4月8日にクラブを貸し切ってイベントをやるらしい。

 

4月8日はお釈迦様の誕生日。

 

キリストの誕生日を祝うのならば、日本人として釈迦の誕生日を祝わないのはおかしいと。

 

クリスマスにハロウィンにバレンタインデー。

 

日本は米に操られていると。

 

 

言われてみて初めて気がついたが、確かにそうだ。

 

 釈迦の誕生日を祝うと、なぜかダサいと感じてしまう。

 

西洋はかっこよくて、東洋はださい。

 

我々は、知らない間に刷り込まれている。

 

日本の「学校」という教育システムは世界一優れている。

 

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)

 

 

 

Googleが選ぶ20世紀の名著100選 〜 勝手に厳選トップ3〜

「Googleが選ぶ20世紀の名著100選」なるものが有るが、それはGoogle scalar中の引用が多いものをランキング化したものである。20世紀を代表する書物ばかりで、どれも名著である。

 

 

名著である事は間違いないだろうが、難解すぎて訳の分からない本や、実生活に全く役に立たないのでは?という本もチラホラ。

 

よって本日はこの100選の中から、本当に読むべきものを厳選してみた。吟味に吟味を重ねて、絞りに絞って、何と3冊にしちゃいました。

私は短気で大雑把でガサツでいいかげんであり、普段から数を数える時も、「1、2、3、いっぱい」となってしまうくらい全てが適当。3を超えたら「いっぱい」と表現します。「4」なんていう難解な概念は、私の脳内には存在しない。

 

それでは早速。いきなり1位からいっちゃいましょう。

 

 

第1位

「資本主義と自由」  ミルトン・フリードマン著

 

現在の日本が、なぜこれ程までに生きにくい社会になってしまったのか。全ての根源とも言えるのがこの本だ。

 

リバタリアニズム。自由至上主義。

過剰な利益の追求。過剰な規制撤廃。過剰な競争。

競争によって全体が強くなる。という理想的な思想であった。しかし現実は、上位1パーセントの優秀な人間が得をして、残りの99パーセントが地獄を見る結果となった。末端は地獄すぎて見てられない。日本は本当にこのままで良いのだろうか。

 

 

第2位

「科学革命の構造」 トーマス・クーン著

 

本書は斬新なアイディアにより、時代が大きく動く事を説いている。

パラダイムシフトは突然やってきます。

 

・ニュートンのリンゴ説。(万有引力の法則)

・コペルニクス的星空ロマンチスト説(地動説)

・アインシュタイン的寝癖説(相対性理論)

・男ばかり楽してんなや。こちとら息つく暇もないんじゃ説(イクメン)

・ビジネスマン24時間戦えますか?無理でしょ説(長時間労働の見直し)

・たった一言が人生を変えた説(今でしょ)

 

この本何位なの?1位でしょ。読む価値十分有りでしょ。

 

 

 

第3位
「監獄の誕生」 ミシェル・フーコー著

 

いかにして規律正しい人間を育てるか。

言い方を変えれば、いかにして命令に従順な人間を作り上げるか。

監獄を通じて、説明している。

日本国の教育を受けている方々は、漏れ無く全て、皆さんの心と脳の中に勝手に監獄を作っています。

人に言われなくても、勝手に自分自身で監獄を作り、行動を制限しています。その方が1パーセントの人にとっては都合が良いのです。

1パーセントにとっては、99パーセントは今まで通り本を読まず、勉強をせず、何も考えない方が都合が良いのです。

 

 

いかがでしたか?本は面白い。これだからやめられない。

 

 

資本主義と自由 (日経BPクラシックス)

資本主義と自由 (日経BPクラシックス)

 

 

 

監獄の誕生―監視と処罰

監獄の誕生―監視と処罰

 

 

 

科学革命の構造

科学革命の構造

 

 

 

自転車は1日で乗れるようになる。いや、なってしまった。

「成功に失敗は付き物」

 

これを分かりやすく説明するために、自転車の例をよく取り上げる。

 

幼少期に自転車の練習をした際、転んでは立ち上がり、転んでは立ち上がり。擦りむいて血を流しながらも、練習を続けた結果、自転車に乗れるようになった。

それは誰もが一度は通過する、努力と継続によって「困難を乗り越えた」という経験の瞬間であり、その後の成長過程においても自分はできるんだ!やればできるんだ!という根拠の有る自信を持つことが出来る。ここで得た自信を元に、逆上がり、水泳、勉強、受験、就職。恋愛、経験、結婚とつながっていくのだ。我々世代には必須の経験であったはずだ。

最近では、ここで身につけた忍耐力は、ブラック企業で生き抜くために使われている。非常に重宝されるスキルなんです。

 

また、練習に付き合った大人たちは、小さな子供達が諦めずに練習をする姿を見て、自分ももっと頑張らなければ。と良い刺激を受けるのだ。

 

自転車の練習は、子供と絆を結べる数少ないチャンスである。父親にとっては貴重なライブイベントのうちの一つなんです。

 

しかし、最近では驚くことに、この定番が崩れかけている。

 

何と、「自転車は1日で乗れるようになる」という方法が発見されてしまったのだ。

 

しかも、一度もこけずに乗れるようになる。血を流しながら、歯を食いしばって、忍耐有りきの練習は過去の風習となってしまった。

 


へんしんバイク! 子供 自転車 に乗れたよ♫ おでかけ Henshinbike バランスバイク Bicycle

 

最初にこの動画を見た時、「嘘だろ」と疑ってしまった。1日で補助輪無しの自転車に乗れるようになるなんて。自分の頃はどれだけ血を流したと思っているのだ。どれだけ苦労したと思っているのだと。

 

疑いながらも、我が子に買い与えてみた。

 

すると、

 

驚く事に、本当に乗れるようになってしまった。

一度もこけずに。

おそらく、こういった子供には「苦労して困難を乗り越えた」という感覚は無いだろう。

良いのか悪いのか。あまりにも短時間で簡単に乗れるようになるため、将来記憶に残っていないかもしれない。それはそれで、寂しい気もする。

 

・・・

 

時の経過とともに、新たな「コツ」が発見される。

ブレイクスルーはある日突然やってくるのだ。

「Googleが選ぶ20世紀の名著100選」の堂々1位に輝いた「科学革命の構造」トーマス・クーン著においても同様の事が述べられている。パラダイムシフトは突然やってくるのだ。

 

 

不快、不便、困難。今後そういった無駄な障害はだんだんと無くなっていく。

 

良いんだか悪いんだか分からない。

 

科学革命の構造

科学革命の構造

 

 

 

J-ポップの歌詞における蒙古タンメン的考察

ブログの魅力

ブログというのは、しかしながら、不思議な魅力がある。

 

自分の名前を出してプロとして立派に運営している方もいれば、私のように匿名で読む方の気持ちを無視する素人もいる。

プロのブログは非常に読みやすく、ためになる情報が満載。またエンターテイメントの観点からも魅力的なブログが多数ある。読まれてナンボの世界であるため、どんどん引き込まれていく。その文章に惚れ惚れしてしまう。

 

一方私はというと、読み手の気持ちを無視しているため、読み易さは皆無。ほぼ脳トレに近い文章を書いているため、ブドウ糖の消費量はハンパない事でしょう。読み易さを追求すればアクセスの増加が見込めるが、それでは本来の目的とかけ離れた物になってしまう。

私の場合、本ブログでは内容は意味不明であっても、気持ちを伝えられたらそれで良しと割り切っている。そもそも私のブログは、IQが異常に高い方か、物凄く優秀な方か、半分狂っている方しか読んでいない筈だ。伝わる人に伝わればそれで良しなのだ。私と価値観を共有出来る人が増えると嬉しい。

 

 

 

理解不能なJポップの歌詞

Jポップの歌詞も理解不能な言葉のものがある。日本国の義務教育課程を済ませている人なら、日本語の不自然さに気が付き、違和感を感じるはずだ。しかしながら、感じ取るのは違和感ではなく、感動だったりする訳だ。

活字で読んだら全く意味不明な文章も、何故かヒット曲として皆が口ずさむ。

 

例えば、GLAYのHOWEVERのサビ

 

「絶え間なく注ぐ愛の名を 永遠と呼ぶ事ができたなら

言葉では伝える事が どうしてもできなかった

愛しさの意味を知る」

 

?? ちょっと理解できません。わかりません。

日本語を母国語としている方々ならば、分からないでしょう。

 

・絶え間なく注ぐ愛の名を、「永遠」と呼ぶ。

 

ここまでは分かる。問題はこの次だ。

 

・「永遠」と呼ぶことができたなら、言葉では伝える事が出来なかった。

 

 

そして、いきなり結論に到達します。

「愛しさの意味を知る。」

 

なぜ?どうして?どうやって愛しさの意味を知ったの?

もしかしたら、当事者にしか伝わらないメッセージなのか?それならば解せるが。

 

日本語の意味は理解できない。

However、しかしながら、心には響く。

 

これこそが私の目指すべき姿です。どんぴしゃでハマっています。意味は理解できないけど、何と無く心には引っかかる。熱い想いを感じ取れる。

 今後も、そんな文章を書いていきたい。

 

 

 

・・・

 

 

ブログの目的

そもそもブログを始めたのは、心の叫びを只々書き綴るといった日記代わりを目的としていた。仕事でもプライベートでも本音を言う事など皆無に近いが、ここのブログでは本音を幾らでも言えるのだ。とは言え、万が一に備えて、政治的心情、支持政党、人種宗教、マイノリティ、トランスジェンダーその他諸々については触れていない。今後も飽くまでも中道中派を貫きつつ、最大限のホンネを表現していきたい。そして私のこの意味不明で狂った価値観を何処かの誰かと共有したい。ブログには無限の可能性を感じる。

 

 

 

面白いブログ

ブログには、その人の人生観が現れる。面白いブログは無いかとひたすら読み漁っているが、個人的には、既存の価値観を完全に無視した半狂乱なとち狂い系ブログを好んで読んでいる。レールを外れて本能のままに生きている人は、何故あんなにも魅力的なのだろうか。サバンナの野生動物のように目が生きている。

私の目は檻の中の獣のように覇気を失っており、身体は小動物のように細かいビートで震えている。

 

旅系留学系なんかのブログも魅力的だ。最近では旅をしたいという衝動に駆られ、ケータイを手にするとまず「旅」関係を検索している、無意識のうちに。すると、最近話題のキュレーションサイトやら旅行大手やら何かが検索上位にやってくる。

これらは、綺麗にまとまっていて非常に見やすい。家族旅行等の家族会議に役立つため、重宝している。

 

しかしながら、心には響かない。全く。

 

なぜだろうか。あまりにも整い過ぎていると、心には引っかからない。 ツルツルスベスベな感じでトゥルンと滑っていく。

 

一方、個人の体験談なんかは心にグサグサと刺さってくる。感性をドカンと刺激される。荒削りな感じが良いのだろうか。本音でぶつかってくる感じが良いのだろうか。

 

 

例(女)

女で例えると分かりやすい。隙のない完璧な女は、印象に残らない。

 

一方、ちょい顔が崩れた女で、まぁこのレベルならイケるだろうと妥協して、「付き合ってやってもいいよ。」的な完全に上から目線でなめてかかったら、まさかまさかの振られるというハプニングに見舞われると、なぜか不思議とその女の事が忘れられなくなる。寝ても覚めてもそのちょい顔崩れ女の事が思い出されるのだ。

そして、気が付いたらこちら側が低頭平身パシリにシャテーとなっているのだ。

周囲から、お前いつからBセンになったんだと言われようと関係ない。職場に小汚いおっさんしかいないから、目が狂ったんじゃないかと言われようと関係ない。

 

私は真の意味で、「愛しさの意味」を知ったのだ。

 

私は、この女性に対し、一生絶え間なく愛を注ぐ事を誓った。今までこの気持ちを言葉では伝える事が出来なかったが、やっと言葉に出来たよ。

柔らかな風が吹くこの場所で。

            from まきすとーぶ

             to    永遠 (とわ)

 

 

✳︎   永遠(とわ)ちゃん、20代女性、身長普通、体格普通、顔ちょい崩れ、性格悪し(俺様の告白を一度は断った)。

HOWEVERの歌詞も、言葉の順番を変えたら意味が通じるようになったかな?

 

・・・

 

言葉なんて適当だ。

 理路整然とした文章では印象に残らず、

逆に意味不明な文章は心に突き刺さってくる。

 

本日のブログタイトルは、敢えて意味不明なものにしてみた。

「J-ポップの歌詞における蒙古タンメン的考察」

全く意味不明。当たり前です、意味はありませんから。

 

ただ、今日食した蒙古タンメンが非常に美味しかったので、タイトルにぶち込んでみました。